１１月１３日（木）のグローバル学１では、１日研修として「グローバルな社会課題を学ぶ」を実施しました。

まず、午前中にはイギリス・オックスフォード大学に在籍する岡本尚也さんによる、ビデオ会議システムを使った講義「ITを活用した統計の手法」を行いました。 イギリスは現地時間で深夜ということでしたが、インターネットを使って五ヶ瀬とイギリスを繋ぐことができました。まさに、ローカルからグローバルへと発信できた時間でした。

また、午後からは五ヶ瀬自然エネルギー研究所・所長の石井勇さんを講師にお招きし、五ヶ瀬町で取り組まれている「小水力エネルギーを使った地域活性化の取り組み」を学びました。先日（１１月２日）には、本校を会場に「国際シンポジウム　IN　五ヶ瀬」が開催され、五ヶ瀬町だけでなくインドネシアとも連携を図りながら、小水力発電を使った地域産業の創出に関する取り組みが行われています。

さらに、五ヶ瀬町内で実際に小水力発電が設置されている場所でのフィールドワーク（鞍岡地区、水の駅）を実施しました。私たちが生活している五ヶ瀬町内で実際に発電が行われていることを知り、生徒たちもとても刺激を受けていたようです。また、小水力発電をどのように地域に還元し、雇用や産業を創出するかというアイデアが沸いてきた生徒もおり、大変有意義な研修となりました。３年生はこれから課題研究テーマの設定に入っていきます。ぜひご期待ください。（上水）