インドネシア&モンゴル海外研修 実施報告(2日目)
執筆者: gokasess
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インドネシア&モンゴル研修の実施報告(2日目)です。
[モンゴル研修] ゲルに宿泊し、遊牧民との交流を行いました。モンゴルの文化や生活を肌で実感することが出来ました。(久保)
[インドネシア研修] 昨日深夜にジャカルタ入りした疲れも一晩で回復。ジャカルタ市内の朝は明るくエネルギッシュでした。今日は午前10時からJICAインドネシア事務所にて研修を行いました。次長の原田さんから歓迎のご挨拶をいただいた後、職員の壽樂さんと鈴木さんから、JICAインドネシア事業の取組について講義して頂きました。
講義1「インドネシアの電力事業と水力発電」 インドネシアの経済成長率は毎年4%から6%で、電力供給の安定化と発電量の増大が最重要課題であり、さらに環境に優しい発電の在り方がもとめられている。宮崎は特に水力発電の宝庫であり、インドネシアと自然環境が近い宮崎は、水力発電開発の参考になるところ。小水力発電技術については、日本と協力しながらスマトラ島での事業を検討している。
講義2「インドネシアにおけるJICA事業 〜森林・自然環境保全〜」 「地球の肺」と呼ばれるインドネシアは、森林自然環境の宝庫である。違法伐採や森林火災、大規模な土地利用の変更により、森林の減少や劣化を招いていることが課題である。特に、2015年の大規模森林火災では、様々な痛みを負うことになった。消費者が何を学ぶかが、生産者の質的向上、ひいては地球環境の向上につながるといえる。
生徒感想より ・インドネシアを支援することは地球全体の環境に繋がることを初めて知り、JICAの活動に感動しました。 ・インドネシアには再生可能エネルギーの資源が豊富にあり、それらをフルに利用できれば現在インドネシアで問題になっている電力不足が解決に向かうそうです。この視点は日本の諸問題にも活かしていけると思いました。 ・インドネシアと日本はとても密接に関わっていると感じました。インドネシアの課題は日本の課題でもあると思います。
夕方、ジャカルタからバンドンへ移動します。明日の日中にはバンドン市内において小水力発電等の工場見学や実験およびディスカッションを行い、夕方には西ジャワ民族文化の公演を鑑賞する予定です。明日も精一杯学んできます。(興梠)
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