９月２９日（木）実施のグローバル学２（後期課程４年）は、東京大学より梶谷教授とアシスタント２名をお招きして、講義・実習「哲学対話の手法を学ぶ」を実施しました。

哲学対話とは、「問う」「考える」「語る」「聞く」ことを通じて考えを深めるための対話手法の１つです。前期課程３年次にも体験しており、今回は哲学対話におけるファシリテーター（進行役）に必要な手法について講義を行っていただきました。その中で、「問う」ための視点づくりや考え方について、昨年度よりも深く学ぶことができました。

また、実習では実際に「問い」を立てて、生徒がファシリテーターとなって哲学対話を行いました。生徒たちの興味・関心や価値観の中から選ばれたテーマ「面白い漫画の条件とは？」「ひとは死んだらどうなるのか？」について、それぞれが意見を述べ合いながら、対話を深めました。。はじめは表面的だった意見についても、「問う」ことを通しながら、述べられた意見の本質を見ることができたようです。

１１月９日（水）に町民センターで行われるＳＧＨ中間成果発表会「グローバルシンポジウム　ＩＮ　五ヶ瀬」では、今回学習した哲学対話の手法を用いながら、地元中学生とともにディスカッションを行う予定です。お時間のある方は、ぜひご参観ください。（上水）