３月４日（土）に旧鞍岡中学校跡地にて、世界農業遺産認定１周年記念「水の恵みエネルギーフォーラム」が開催され、本校からも後期課程４・５年生（６名）が参加しました。

まず、柏木孝夫氏（東京工業大学）による基調講演が行われ、超スマート社会の到来に伴う再生可能エネルギーの重要性や、地域資源である水をエネルギーに替えることで地域が活性化する仕組みづくりについて学ぶことができました。

また、西臼杵地区で行われている事例報告の１つとして、本校生徒による発表「未来への翼　エネルギー研究報告」が行われました。発表の中では、昨年７月に行ったインドネシア研修の報告があり、「ローカル×グローバル」の学びの実践を紹介しました。

さらに、課題研究発表「小水力を活用した新たな農業体系づくり」が行われ、研究成果の報告と新たな事業プランの提言をしました。「中山間地域の農業体系において豊かな水資源をつかった再生可能エネルギーをどのように活用するか」、「エネルギーを通した経済の循環を考えた高校生アイデアの再エネ事業プラン」が紹介され、発表後には会場に訪れた地域の方々から温かい拍手をいただくことが出来ました。

ここ五ヶ瀬町においても、再生可能エネルギーの需要と取組が着実に進んでいます。その中で、本校生徒も地域住民の１人として、ともに実践を進めていくことの必要性と重要性を実感することができたフォーラムでした。今後の活動にも是非ご期待ください。（上水）