３月１３日（月）に旧鞍岡中学校跡地で行われた「GREENPOWER workshop まちエネ大学」に本校から後期課程４・５年生の生徒５名が参加しました。

まちエネ大学とは、持続可能なまちづくりの推進に向けて全国各地で行われているローカル・ビジネスリーダー育成事業で、１２月より計５回の日程で「熊本宮崎・里山スクール（五ヶ瀬町と高森町）」が開催されました。なお、本校生徒が全国初の中高生による参加となったそうです。

今回のワークショップでは、これまで学んできた再生可能エネルギーによるビジネスモデルを活用しながら、４グループによる事業プランの発表が行われました。本校生徒も「中高生による中高生のためのまちエネ大学」をテーマに事業プランの発表を行いました。

今回の発表では、毎日の寮生活の中で実際に使用しているエネルギー量を計算しながら、重油ボイラーを薪ボイラーに転換した場合の地域循環型ビジネスモデルの提言を行いました。さらに、グローバルフォレストピア学習で取り組んでいる課題研究の考え方に加えて、実際に事業化するための資金計画や事業計画を考えることによって、より実践的な提言を行うことが出来ました。

今回のまちエネ大学の参加を通して、実際に再エネ事業に取り組もうと活動する「大人」の中で一緒に考えることによって、これまでの課題研究活動における視点をさらに深めることが出来たようです。今回の参加メンバーの中から数年後にはローカル・ビジネスリーダーが誕生することを期待しています。（上水）