ローカル学2(2年生)
執筆者: gokase01
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6月29日(木)テーマは「命のつながり」でした。講師は(株)養日化学研究所マーケティングコーディネーター吉川透氏でした。吉川さんは平成22年より本校で「命を繋ぐ授業」を毎年実施されてます。生きた鶏を自分たちの手でつぶし、毛抜き、解体、調理し火熾して食べる。動物や植物の生命を奪って食べることで、我々は生きていける。命の大切さと食事を作る人たちの大変さを伝えています。吉川さんの説明後、9時から作業開始。最初は怖がってる生徒、直視出来ない生徒、足がすくむ生徒等いましたが、作業が進むにつれ段々と気持を切り替えて真剣に取り組んでました。
生徒の感想です・・・「始めは不安で【怖い】の方が大き かったけど、やっていくうちに【ありがたい】に変わってきて、生命の尊さを学べた。もうこれからは食事を残したりしないように心がけます」 「良い経験だった。【生】の弱さと大切さを【死】の生々しさとありがたみを強く感じた。今後、食にしっかり向き合いたい」 「命を頂くという一連を体験し、とても心が痛み、そして、ありがたさを理解しました。ごちそうさまでした」 1部の 生徒の感想です。本校でしか出来ない経験を通して多くの事を学んだようです。本校は全寮制で一日3回の食事を寮でします。生産者・バランスのとれた献立を立てて下さる栄養教諭・調理して下さる厨房の方など多くの方々のおかげで美味しい食事が出来る事に改めて気づかされ感謝する事ができました。又、多くの保護者がお手伝いに来られました。帰省した際にはお家の方とも「命のつながり」について話す事が出来るのではないかと思います。 (甲斐) |