２０日木曜日に実施したフォレストピア学習では、哲学対話について学びました。この哲学対話は、これまでの総合学習や国語の授業で経験してきたと思いますが、今回は「ファシリテイター」としての立場も意識して学んでもらいました。始めの「質問ゲーム」では、グループで輪になって座り、１人の人に班員がどんどん質問をしていくという活動をしました。テーマは「人間以外のものになるとしたら何がいいか？」生徒の皆さんからは、「１万円札になりたい」「炊飯器になりたい」など、ユニークな回答が飛び出していましたね。

後半では、大きな３つのグループに分かれ、話し合いたいテーマを自分達で選び、コミュニケーションボールを使った対話を行いました。話し合ったテーマはそれぞれ「死んだらどうなるのか」、「自分が北朝鮮の金正恩の側近だったら、どうするか」、「運命の人はいるのか」という興味深いもの。対話中、様々な意見が飛び交い、深まりのある良い対話ができていたと思います。次は皆さんがファシリテイターとして活動をすすめてもらう機会がやってきます。この哲学対話の有用性をしっかり理解して、自分のものにしてくれることを期待します。（田宮）