本日の１日研修では英語を用いたグループディスカッションに取り組みました。午前中の授業では、NPO法人グローカルアカデミーの田阪真之介さんと大塚あき子さんをお招きし、英語を用いたグループディスカッションの手法についての講義をして頂きました。田阪さんからは、「英語によるディスカッションが近い将来必ず必要になる時代がくる」ことをご自身の取組みや体験談をもとに大変分かりやすく話して頂きました。また英語に自信がなくても、「事前準備をしっかり行い、ディスカッションを楽しむことが大切である」とユーモアを交えながら話して頂き、生徒たちの気持ちをリラックスさせて下さいました。大塚さんの授業はすべてが英語による授業であり、英語を用いたコミュニケーションの演習を行ったり、ディスカッションに必要な５つの要素を教えて頂きました。実際に英語を用いたコミュニケーション演習を通して、「その難しさだけではなく、相手に自分の思いを伝えること（伝わること）の楽しさ」を生徒たちは感じているようでした。

午後の授業では、県内から８名のALTの先生方をお招きし、８グループに分かれて英語を用いた研究発表とグループディスカッションを行いました。１０分間の発表、２０分間のディスカッション、１０分間の振り返りを２回ずつ、すべて英語で行いました。生徒たちは午前中の講義の内容を踏まえながら、発表やディスカッションに取組み、ALTの先生方を相手に活発な意見交換を行っていました。１回目より２回目の方が慣れてきた分、各グループで盛り上がりを増していき、本校生徒の順応性の高さを感じることもできました。

いよいよ６年生のグローバルフォレストピア学習もあと２回となりました。11/16（木）と12/7（木）の授業においても本日と同様に英語を用いたグループディスカッションを行います。大学入試を見据えた勉強だけではなく、国際社会で活躍できる社会人を育成することを目指した学びを通して、生徒たちはさらに成長していってくれることでしょう。（村上）