１２月１３日（水）に五ヶ瀬町ふれあい施設において、中高生による学び合い活動『五ヶ瀬っ子　学びサポート』を実施しました。この活動は、「都市部と中山間地域における教育機会の解消」をテーマに課題研究活動を行っている後期課程５年生徒によるプロジェクトで、行政等の取組に頼らない”中高生による中高生のための学び場づくり”を目指して取り組んだものです。

今回の活動『五ヶ瀬っ子　学びサポート』には、地元中学校の３年生１９名と本校の５年生３名が参加しました。学校が終わった放課後に町内施設に集まった中学生に対して、本校生徒（通称：学びサポーターズ）が質問に応じたり、学び合いのサポートを行いました。

五ヶ瀬町には学習塾等が存在しないため、今回の活動は地元中学生にとって絶好の学び場となったようです。また、同じ世代の高校生とともに学び合うことによって、学びの意欲の向上はもちろんのこと、同じ地域に暮らす中高生の新たな「繋がり」を生み出すことも出来ました。２時間の活動でしたが、終始学び合いの姿が見られるなど、主体的・対話的な学びの時間となりました。このプロジェクトを続けていきながら、地域の中高生から新たな「学びの価値」が発信されることを期待しています。（上水）

【参加した中学生の感想より】

・話しやすかったので、分かるまで聞くことが出来て良かった。また、次回も参加したいと思う。

・高校生に教えてもらえるのは、先生に教えてもらうよりも新鮮で、学んでいて楽しかった。