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2017/12/15
グローバル学3(後期課程5年)「地域通貨に関するインタビュー調査」

執筆者: gokase01

12月14日(木)放課後に「地域通貨に関するインタビュー調査」を実施しました。今回は、地域における経済活動の循環をテーマに課題研究を行っている本校生徒2名と、実際に地域通貨を導入している島根県・海士町の役場職員をウェブ会議システムで繋いで、対話形式によるインタビューを行いました。

 

 

地域通貨とは、それを発行している地域のみで使用することができる仮想通貨のことで、島根県・海士町では「ハーン」という地域通貨が流通しています。地域通貨を導入することによって、物流に必要なお金の循環が地域の中に限定され、地域内での経済活動が活性化することが期待されます。インタビュー調査を通して、海士町では300万ハーン(300万円相当)が利用されていることを知ることが出来ました。

 

 

 

一方で、地域通貨が使用できる商品・サービスが限られたり、地域外からの物流によって安い商品の方が流通しやすいため、地域通貨が上手く循環していないという現状も聞くことが出来ました。「地域通貨を導入すれば地域経済が活性するのではなく、地域の中にあるどんな課題をクリアするために地域通貨が有効なのかを考える必要がある」という役場職員の方からのコメントを聞いて、インタビューした生徒2名に新たな気づきや学びが生まれたようです。そして、五ヶ瀬町の中でどのように地域通貨を導入していけばいいか、『アイデアの種』を頂くことが出来ました。

 

これまで行ってきた文献等の調査だけでは知ることが出来なかった成果や課題を知ることによって、今後の研究活動に深まっていくことを期待しています。(上水)