20200618 普遍探究5「インタビュー論」
執筆者: gokase01
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五ヶ瀬自然学校の小林由明氏を本校へお招きし、「インタビュー」について学びました。 小林由明氏は、ライターとして活動されこれまで数々の記事を本や雑誌として残してこられました。本校の5年生に、ライターとしての御経験を踏まえた「インタビュー」についてご教授いただくことで、今後の課題研究をより円滑に、そしてより加速させることができると考えたからです。 ?そもそも「インタビュー」とは何なのか?なぜ「ライター」をという職業を選択したのか?インタビュー実践において注意点についての3つの観点からお話くださいました。 お話の中で印象深かったのが、インタビューとは他者への質問に対して回答を集めるのではなく、他者の経験や価値観と自己の経験や価値観を交錯させる「交話」をしながら、その場でしか生み出せないものを創りだすことであるというお言葉でした。 さらには、生徒がすぐにでも実践できるよう、インタビューにおける事前準備、インタビュー時、インタビュー後の記事のまとめ方についてこれまでの御経験をふまえて具体的にお話くださいました。 今後、様々な方へのインタビューを控えている生徒が多いのもあって生徒たちは真剣に講義を聴いていました。 終了後の生徒の感想として、「今回のお話を伺うことで、これから私たちが行うインタビューについてのイメージをつかむことができました。日々の生活において誰かと話すこと自体がインタビューであることを意識したいと思います。」 小林由明さん、お忙しい中ご講義いただき本当にありがとうございました。 (鈴木圭介)
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