0716 「五ヶ瀬TSUNAGU(課題研究中間発表会)」
執筆者: gokase01
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後期課程5年生による「課題研究中間発表会(五ヶ瀬TSUNAGU〜ひととつながる、地域とつながる〜)」を実施しました。
この中間発表会は、後期課程4・5年生の課題研究、前期課程3年生のマイプロジェクト学習をさらに加速させる事を目的に、「探究」の文脈の中で校内の異学年とのつながりや校外の方とのつながりを創る機会として実施しました。 ?講演会 (株式会社新海屋代表取締役社長 小川裕介様 演題「宮崎から社会へ貢献する企業へ」) ?共創タイム(1) (ワールドカフェ方式を活用した、共通の問いに対しての対話) ?共創タイム(2) (後期課程5年生の課題研究ポスターセッション) の3部構成としました。 野球をしていた経験から正しく努力をすることの重要性に気付き、その努力は自ら情報を取りにいき、自ら選択し実行することが必要であることを生徒にお話いただきました。情報が以前よりも溢れ、収集できる今の時代だからこそ生徒にも必要な力であると実感しました。
?共創タイム(1)では、共通の問いである「探究(マイプロや課題研究)において『個人のWill(意志・想い)』と『社会のNeeds(必要性・要求性)』はどちらが大切??その理由は??」をグループ毎に分かれて対話をしました。 この「正解の無い問い」に対して生徒たちは、地域サポーターと共に夢や理想を語り現実を見据えながら対話をしていました。生徒だけでなく地域サポーターの熱が入り前のめりになる場面もありました。 ?共創タイム(2)では、後期課程5年生によるポスターセッションを実施しました。 課題研究の背景や課題設定、Research Questionなどを発表し地域サポーターからアドバイスをいただきました。生徒たちは、研究に対する具体的なアドバイスや今後の研究に関してのアイディアを多く得ていました。 以下生徒の感想です。 「地域サポーターの方から様々な視点からのアドバイスをいただくことができて本当に良かったです。課題研究のアドバイスをいただく時間だけでなく、問いに対して考え、想いを伝える時間では、それぞれがおかれている立場や経験などから本当に多様で豊富な考え方を学ぶことができました。」 「コロナ関係でずっとOnlineでの対話だったから改めて直接会って生の声を聞く、表情をみるということの良さを感じました。特に自分はSNS等を使った文面でのやりとりやzoomなど間になにかをはさんでのやりとりが苦手で疲れてしまうので久しぶりのOfflineを全力で楽しめました。同時にOnlineでしかできないことOfflineでしかできないことがあることを再認識したのと、それらのいいとこどりができれば最強だなと感じました。」 「自分が困っていた事やいきづまっていた事が案外あっさりと解決してびっくりしています。自分が研究する分野に詳しい人に相談することで、自分の研究に欠けている所が出てきて良い見直しの時間となった。また、今回の中間発表会で地域サポーターの方が自分の研究を褒めてくださったことでこれからの研究を進めていくうえでの自信にもなった。」 全員分の振り返りを掲載気持ちでいっぱいですが、割愛させていだきます。 生徒は、熱量をもって「五ヶ瀬TSUNAGU」に取り組み、我々教員の想像を超える学びを創り出していました。そしてそれを地域サポーターの方が支えてくださいました。本当にありがとうございました。 今回知り得た、想いや知見を活かしながら今後の課題研究をさらに加速させていきたいと思います。 (鈴木圭介) |