10月28日（木）のグローバルフォレストピア探究の授業では、東京大学の梶谷真司教授とオンラインでつながり、哲学対話の講義・演習を行いました。

　他者と“問い”と考え”を共有する「哲学対話」を通して、物事をより深く多面的に理解する手法を身に付けること、人間関係やコミュニティ形成の構築法について考える機会をとすることなどをねらいとしています。

　梶谷先生から、「哲学対話」やファシリテーションの仕方などの講義を受けた後、絵本を題材にして問いを作り出すワークを行いました。最初は、絵本の内容についての問いを作り、次に一般的な問いへと発展させていくことができていました。

　後半は、３つのグループに分かれ、自分たちで作った問いをもとに対話を進めながら、それぞれが思考を深めることができていました。また、生徒たちはファシリテーションの視点も意識しながら、対話を進めていました。

　今回の講義・演習を通して、問う・考える・語る・聞くという４つの視点を意識しながら、これからの様々な学校活動に活かしていくことと思います。

　11月に行われる「グローバルシンポジウムIN五ヶ瀬」では、４年生がファシリテーターとして活躍してくれることを期待しています。（牧野）