マイプロアワード2022、大成功!
執筆者: gokase01
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2月6日の日曜日、マイプロアワード2022がオンラインで実施されました。このマイプロアワード、もともとはマイプロジェクトの発表の場として高校生にしか門戸が開かれていなかったものを、「ないんだったら、作ればいい!」という発想のもと、自分達でマイプロとして立ち上げたのがきっかけです。4年生の丸龜君、米澤君、児玉琥白君の3人が中心となり、様々な人々のサポートも受けながら、日本全国の中学生に声をかけて発表者を募り、大会を実施してしまうという、なんともすごい行動力のもと実施までこぎつけました。 発表は複数のブレイクアウトルームと呼ばれる部屋で行われ、それぞれに全国からのサポーターの方々を迎えて実施されました。本校から参加していた3年生の多田君と坂本君の釜炒り茶に関する発表を始め、どの中学生の発表もすばらしく、「これが中学生のマイプロ?」と疑いたくなるほどの、素晴らしい内容ばかりで、中学生だからこその視点というものにも感動しました。改めてマイプロは高校生のためだけのものじゃない、中学生にも出来るんだ!という底知れぬポテンシャルを見せてもらいました。 どの発表にも通じて言えるなと感じたのは、やはりこれからの未来を作っていくのは、生徒の皆さん、若者の世代だということ。中高生だからこそ気づける課題や、やりたいことがあると感じていて、それは「まだ中学生だから、高校生だから無理だよね」ではなくて、「今やらなくていつやるんだ!」くらいの熱量で一歩を踏み出せば、そこに手をさしのべてくれる仲間は、自分達が想像しているよりも多いかもしれません。 東京都の青ヶ島村から参加してくれた生徒さんの台詞が印象的で、「やってみないと分からない」ことがたくさんあるもので、はじめは「自分のマイプロを地域の人がどう思うかな?」と心配なことも多かったけど、実際に行動してみると、いろんな意見を聞くことが出来たり、同じ思いを持っている人と出会えたりしたそうです。何事もまずは「やってみる」ことから始めるのは、すごく大事だと改めて思いました。 そして3人の運営メンバーとともに、準備や運営などで大会を盛り上げたのは、同じ4年生のサポートメンバー達。5年生の先輩も手伝ってくれていました。それぞれのブレイクアウトルームで行われた発表や交流会を、しっかりファシリテイトできていました。オンラインのイベントを仕切ることの難しさなど、多くを学んでいたように思います。また、大会の発表者である全国の中学生から、たくさんの熱量をもらいましたね。大会のメインテーマであった「Update」は、観覧者も含め参加した全ての人が達成できたのではないでしょうか。 直接関わった人もそうでない人も、このような仲間達のパッションからエネルギーを得て、自分の探究を一歩前に進めるための原動力にしてほしいと思います。 文責:4年学年団 |