6月6日（木）の午後、1年生は学校の茶園に茶摘みに出かけました。八十八夜は過ぎましたが、五ヶ瀬の冷涼な気候や茶の品種の関係で、本日が茶摘みに最適の日となりました。

　最初に学校茶園で芯芽と双葉を丁寧に摘み取りました。新芽はとても柔らかくてきれいな緑色でした。次に五ヶ瀬町独特の技法である大釜で、摘みたての茶葉を炒りました。茶葉を焦がさないように軍手をして、テンポよくかき混ぜました。茶葉の水分が蒸発するときには、熱さとの戦いでした。最後に釜炒りしたお茶を両手で円を書くように、手前に引く時だけに力を入れながら地道に捏ねました。時間が経つにつれ、新茶の香りがしてきました。また、残った茶葉は、天ぷらとドーナツにして食べました。どちらも香りが良く、苦みの中に甘さを感じる一品となりました。

お知らせ：写真の赤いジャージの方は、ＭＲＴ宮崎放送のアナウンサーです。今回の体験活動の様子は、6月29日（土）の17:20〜17:30から「みらい・みやざき まなび隊」という番組で放送されます。ぜひご覧ください。（井口）