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2021/08/10
令和3年度 第45回全国高等学校総合文化祭「紀の国わかやま総文2021」弁論部門出場

執筆者: gokase01

7月30日〜8月1日に和歌山県で開催されました、「全国高等学校総合文化祭」【弁論部門】に6年生の森田玲朱さんが出場しました。

 

昨年度実施された、宮崎県高等学校総合文化祭、弁論部門で2位を受賞し、宮崎県代表として出場しました。

 

森田さんの弁論テーマは「かわいそうから見えた可能性」。

 

 

後期過程4年時に参加した、国外探究研修「フィリピンイフガオ研修」で出会ったユニカセレストランのスタッフは危険な状況下を生きてきた方でした。その方との対話で森田さんの中に生まれた「かわいそう」という感情。しかし、スタッフの方が「夢」について語る様子を見て、「かわいそう」という感情は自分自身の想像でしかないと気付かされます。そこから、高校生である自分に何ができるのか、何をすることがスタッフの方の「夢」の支援に繋がるのか、自問自答を繰り返し見つけた回答が「伝える」こと。森田さんが経験し、問い続け、見えた「かわいそうから見えた可能性」を自ら伝える。

 

という内容になっています。

 

本番前は、全国大会の弁論の質の高さから森田さんに緊張が見受けられましたが、その緊張を乗り越え、本番では、落ち着いた発言の中にも力強く聴衆に語りかけていました。

 

以下森田さんの感想です。

 

「去年の9月、全国大会へ出場できることが決まってからの1年はあっという間でした。6年生になり、弁論の準備と勉強を両立するのは想像以上に難しく、大変でした。なかなか完成しない原稿と、迫る本番への不安は日に日に大きくなり、投げ出してしまいたくなることもありました。ですが、私は、最後まで妥協せず、自分の納得する原稿を持って全国大会へ挑むことができました。それは、たくさんの人が自分を応援してくれていると気づいたからです。忙しい合間を縫って原稿の添削をしてくれた先生や、ずっと見守ってくれた家族、『森田の弁論が大好きだよ、頑張ってね』と言ってくれた友人、『頑張ってください』と声をかけてくれた後輩。自分はたくさんの人の支えがあって全国の舞台に立てるのだと気づき、その人たちのためにも自分にできる最高の弁論をしようと思いました。本番は今までにない程緊張しました。でも、しっかりと自分の伝えたいことを伝えることができたと思います。もっとこうしとけばよかった、という後悔は、次に弁論に挑戦する後輩に伝えて、自分もたくさんの応援をもらったように、後輩を応援したいと思います。私は、たくさんの応援に支えられてここまでくることができました。本当にありがとうございました。」

 

全国から集まった高校生の弁論は、皆さん素晴らしく、惜しくも入賞はなりませんでしたが、森田さんの弁論は、会場にいた聴衆に間違いなく届いたと思います。

 

森田さんにとってこのような全国大会の舞台で堂々と主張できたことは、今後の活動の原動力や自信に繋がると思います。 

 

(鈴木圭)