２月１１日（土）にウェブ会議システムを活用した県外高校生との交流会「夢ゼミ」を実施しました。この交流会は昨年度より実施しているもので、今年度は３回目となります。今回は、島根県・隠岐学習センターとNPO法人カタリバの協力のもと、島根県の高校生と「魅力的な学校づくり」について、ウェブ会議を使ったディスカッションを行いました。

今回参加した高校生たちは、それぞれの地域の中で活動を行っている生徒たちばかりです。「地域の中で活動する意識と同じように、まずは自分たちが暮らす社会（学校）に対しても働きかけができないだろうか？」という問いかけに対して、ディスカッションを行いました。生徒たちは、当事者意識をもつことは地域でも学校でも同じなんだ、ということに気づいたようです。

また、タブレット端末を使って少人数で意見を交わすことによって、直接会って話すよりも論理的に物事を伝えることの重要性と難しさを痛感していました。ウェブ交流会を通して、相手の表情や仕草、リアクションを大切にするなど、新しい時代に必要とされる（ウェブ会議ならではの）コミュニケーション・スキルを身につけることが出来ました。

１年間のウェブ交流会を通して、それぞれが「強み」「違い」を理解しながら「繋がり」を築くことによって、高校生１人１人に社会の一員としての自覚と自信が生まれ、開始当初よりも大きく成長した姿が見られました。これからもこの「繋がり」を大切にしながら、ともに地域で活動する仲間として、お互いに高め合ってくれることを期待しています。（上水）