2017/03/21
平成28年度水源の森づくり 参加報告
執筆者: gokase01
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3月18日(土)に高千穂町・鳥屋岳で行われた「平成28年度水源の森づくり」に、本校生徒5名が参加しました。この活動は高千穂森の会が毎年主催しているもので、豊かな森林環境の保全に向けた活動として、本校からも例年参加しています。
まず、鳥屋岳にて4種類の樹木を植林しました。鳥屋岳では数十年単位の計画的な植樹が行われており、これによって樹木の性質を活かした複層林づくりが可能となっています。
また、植樹の後に行ったフィールドワーク(講師・興梠幸男さん)では、間伐によって「明るい森」が作られ、多様な生態系が維持できていることも学びました。鳥屋岳には希少な動植物が数多く保全されており、世界農業遺産認定においても大きな評価を得られたそうです。
なお、「水源の森づくり」を行っている興梠幸男さんは、今年度のMRT環境賞において大賞を受賞されました。地域の資源を大切にしながら、その価値を後世につなぐための活動を精力的に行われています。今回の活動を通して、本校生徒たちは森づくりの大切さや森林資源の価値について、再認識することができたようです。今後の活動に活かしてくれることを期待しています。(上水)
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